Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

都立高校と中高一貫校の高校の教育課程を較べてみて

 興味が出たので都立高校(進学指導重点校)のことを調べていた(HPを覗いただけです)のですが、試験問題はほぼ出題形式は似ていてただ難易度がきちんと偏差値順になっていること。試験勉強するなら志望校の一つ下の過去問で慣れておいて目標の学校の問題をやると良いのかもしれない。これだと出願直前で志望校をかえても、出題形式が変わって戸惑うことないだろう。

 

 それより教育課程(カリキュラム)が学校ごとにかなり違い数IIを高1でやるのかどうかは学校によって違うし、理科や社会の教科をどの学年でやるかも違う。高3で文系理系コースを設けるのか、選択で対応するのかも違う。私立の中高一貫校では地学の授業が高校でないところが多い(特に女子校と、女子校から共学校化したところはほとんどない。あるのは難関校の一部だけか。)が、都立でもないところが多くはないがある(たとえば西、青山)こと。単位数は都立は33(高1)で私立も同じぐらいなので中学程差がない。つまり中高一貫は中学で授業数を増やしてそこで先取りして差をつける。都立高の進学指導重点校のいくつかは高1でスピードをあげて高3の演習の時間を作るが授業数が私立より多いわけではないので授業のスピードは速いけど追いつけるように自宅で勉強してきてということになるのだろう(中高一貫校で高校から入る子は授業時間が多い学校もあるようだが都立は本人に任されている部分が大きいのだろう。)。実績が出ているのは、そのスピードについていける子をそれなりに選抜できているからだろう。都立高は一部の有名大学しか合格者数を出していないので、ボリュームゾーンがどこに行くのか今一つ分からないが、多分早慶上理で、日比谷が東大が多いのと、西が東大+京大+一橋+東工大が多いのが特徴。

 

 2番目はここが良さそうと思える学校があったので文化祭を見に行った。家から1時間+αかかるのでどうかと思ったのですが道中で、近い>土曜日休み、となったらしい。Z会のHPにあるインタービュー記事に都立高校の先生が学校は近いところを選んだ方がよいと言っていたのを見て、高校の先生がそう考えるなら、中学はなおさらだなと思った。親的には中高一貫に行くなら勉強以外のところでも楽しい学校生活が送れて勉強は本人合ったスピードで、公立よりやや早めでよく、小テストでしっかりと定着しているか確認してくれる学校がよい。最後のところがやや甘いと、塾を利用することになるが学校で完結するのがやはり理想だと思う。上の子は(小学校のときとは別の、最寄り駅も違う)塾に行っているが別の学校に進学した塾の友達とまた同じ教室で勉強しているらしい、それも楽しいかもしれないが体力的にはきつそうである。

 

 追記:youtubeの、ひのき三軒茶屋さんが参考になりました。