Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

首都圏模試⑥

前回良すぎた国語が下がり、算数が上がり、社会が微妙に上がって理科が微妙に下がるという結果でした。四教科では-2ポイント下がりましたが、第1~4志望までそれなりにパーセンテージが出ているので良しとしました。第一回からみていくと、算数と社会はほぼ直線的に右肩上がり、国語と理科は波があるという結果でした。

 

どの模試の結果が本番に近いのかは分かりませんが、多分、模試会社は去年の一番最後の模試の結果と受験後の調査の結果から統計的に80%偏差値を出しているのでしょう。個人の人は調子がぶれますから2-3回の模試の結果で、良い場合と悪い場合の結果をみて、下でもそれなりの合格率がありそうなところを抑え校にして、上で少しでも合格率があるところをチャレンジ校にする方法をみかけましたが、それが目安なのかもしれません。記念受験という言い方もあるのでチャレンジ校はもう少し緩くかんがえてもよいのかもしれません。現実的な志望校を選ぶのが難しい、私たちの場合は波があるのですが緩やかに上がっていて模試の偏差値的にはいまの志望校は手に届きそうに思うのですが、1学期の模試の結果は結構厳しかったです。塾の先生と相談して6年の最初に志望校を決めたのですが今から考えるとこの程度は伸びるのだろう予測できたのかもしれません。親がやっていたら、チャレンジ校を目指せで荷重をかけすぎて今頃成績が下がっていたように思います。

 

首都圏模試を1年間通して受けた感想ですが全般的に難しくない問題構成で分量多めにして力を計ろうとしている模試だと思いました。極端に正答率が低い問題が少ないです。Y55ぐらいまでと書かれていることが多いですが、それより幾分偏差値が高くてもいわゆる処理型の試験を出す学校を受ける場合は良いと思います。弱い分野も見つけやすく復習もしやすいです。難しい模試の復習をしても本番に役立つかはわかならないです。上の子の場合は思考型の試験を出す学校を中心に受けたのですが多分このような学校の合格判定を推し量るためには他の模試の結果もみたほうがよいのでしょう。

 

過去の模試の度数分布がみれますが、平均点と分布が去年と大体同じなので受ける層と問題のレベルが一定であると思われます。また子供の点数が分かれば大体の偏差値が推測できました。

 

2年前の四谷と比べて首都圏模試に頑張ってほしいと思うのは、講評動画が試験後10日ぐらい後にひっそりとyoutubeに公開されるのですが、これは紙媒体にしてほしいと思います。最低、章ごとのindexをつけてほしいです。解説動画は国語は良かったのでほば毎回子供に見せていました(今回はないのかな?)。