Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

最後の合不合

模試はどこの学校の試験とも似ていないと、どこかの本に書いてありましたが、その通りだと思います。

 

四谷大塚の偏差値表の80%の合格基準と、50%の合格の基準の差が大きい学校と小さい学校がありますが、小さな学校は合格者と不合格者の平均値が近くて差が小さいと思うのですが、子供が受ける学校でも、差が小さな学校と、大きな学校があります。

 

合不合格では、第一希望に登録した学校だけ去年度の合不合の合格者の度数分布表を載せているのですが、それをみると、かなり広い偏差値帯から合格者がでていて、合不合の基準の偏差値は本当に目安なんだなと思いました。

 

第二希望に登録した学校は、箱ひげグラフだけ示してあるのですが、80%合格ラインが箱の外側数ポイント上にあり、つまり、少なくても合格者の上位25%以内(多分10%程度)に入らないと80%合格ラインに達しない、逆を云うと、合格者の75%以上(多分90%程度)が80%合格ラインに達しないで合格していることが分かります。こういった場合は多分合格者と不合格者の分布が似ていて。合格不合格を判別する試験として模試が上手に機能していないと思います。第一希望に登録した学校は、箱の上限が丁度80%になっていて、50%はグラフの箱の真ん中付近ですので、目安としては機能しているとおもいます。

 

合格可能性50%以下をすべてチャレンジ校と記載しているのですが、第2希望のような学校の場合は大半の合格者はチャレンジ校の状態で、合格をとってくるように思えます。そのような学校に合格する可能性があるかないかは、過去問をやって過去の合格最低点に届くかどうかを参考にするほうが良いのだろうとおもいます。