Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

国語の勉強(小4の11月)

今月のZ会のテキストは詩を扱っています。第一回は、詩の一部分に棒線を引いてあり、そのときの作者の心情を書けという問題です。問題の詩は両親が幼子の寝顔を見ながらの素直な気持ちを表しているように読めるので、答えるのは簡単だと思いました。しかし、親の感情に想い寄せて答えを書くというのが10歳の男の子には難しいようです。

入試の問題の物語文でも受験生よりもやや年上の子供を主人公にしたお話を出すことが多いように思います。自分より年上のひとの心情を書いてある文章をどのようにしたら読めるようになるのでしょうか。6年生になると主題ごとの物語文の読解を、Z会でも中学受験新演習でも、取り上げる予定なのでその時に演習を積めば書けるようになるのでしょうか。

Z会のテキストの方が、中学受験新演習より文章が長く従って段落も多く、内容も何か月か前倒しで難しい文章が載っています。Z会の教室では栄光ゼミナールと同じく中学受験新演習を使っていますが、今年の初めの説明会で通信教育の国語の文章は難しいので全部の文章はやらなくてもよいので線を引いて読むようにして下さいと先生は話されていました。

説明文の線の引き方を難関選抜ゼミで習ってきて、「目から鱗が落ちた」と言っていた子供ですが、最近のZ会のテキストをみても線を引いて解いている形跡はなし。物語文の読解に重要な表現(線を多分引いた方が良いと思われる表現)に関しては中学受験新演習に書いてあるので教えましたが、聞き流していたので、このあたりはアタックテストの結果や難関選抜ゼミの第二回の講義の振り返りの時にでも復習させたいです。