Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

中学受験に関して参考にした本 (自宅学習中心の受験勉強を勧める本、その他)

自宅学習中心での受験を勧めている、実践した方の本

①「小学生生活を犠牲にしない中学受験」 著者 かずとゆか さん

国立大付属から最近、東大に入った息子さんの中学受験の記録。Webでも読んでいたが、まとまって本になったので買って熟読しました。Z会や、予習シリーズの利用の仕方が書いてあります。Z会については現在のiPadの利用しておこなう方法とは違うが、通信教育を使って受験勉強を行う際に注意した点が書いてあり参考になります。

 

② 「パパは塾長さん」 著者 三田雅広 さん

①が技術的なことが多く書かれて役に立つ本ですが、そういったことはほとんど書かれておらず書いてあっても昭和63年とすでに情報が古すぎで役に立たない本(多分絶版)。ただし、受験勉強から発表までの心理描写がうまく、自分たちも多分こんな風に感じるだろうと思いながら読みました。子供は読みながら、げらげら笑っていました。

 

その他

③ 「中学受験を考えたときに読む本」 著者 矢萩邦彦 さん

今年出版された本。正確には自宅学習中心の受験の分野ではないのですが、中学受験のデメリットもしっかり書いてある本。

中学受験は必要でないのではという方や、中学受験のための個別指導塾経営者、プロの家庭教師(この方が、中学受験は必ずしも賛成ではない、と言ってしまうところがすごい)等との対談集。

 

④ Sapix 「中学受験ガイド」、声の教育社 「首都圏版 中学受験案内」

中学入試がある中学校の紹介の本。一つ一つの学校の情報量については声の教育社の方が多く、中学3年修了時の大まかな教科の進度を示す棒グラフが掲載されていたり中学から高校への進学率が載っている。

Sapixのは色刷りで見やすい。最初の方のページにSapixの先生が最近の入試の傾向を分析したり勉強の仕方を書いている箇所が面白い。学校の広告がかなり載っているのことがSapixの現在の勢いを表しているのだろう。地方の寮がある中学についても首都圏のと同じページ数を割り当てている。子供もよくこの本を開いているが、その部分を読んでいる率が高い。