Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

算数が苦手な子が合格しそうな学校は?

ブログで何回も書いてますが、国語+社会と、理科+算数の偏差値合計が大きく違う子供です。

 

合格は算数で決まると言われて、すごく不利ではないかと思い、これまで伺ったことや説明会でお話を聞いたことがある学校のうち各教科の合格者平均と受験者平均がホームページで発表されている12校で調べてみました。

 

以下は特に断らない限り合格者平均と受験者平均の差(本来なら受験者平均と不合格者平均の差を使ったほうが良いのですが、ほぼ同じと仮定します)についてです。

 

算数+理科>国語+社会の比を調べると、1以下は無し。1~1.5が5校、1.5~2が4校、2以上が3校。受験期もこのままの傾向が続けば、持ち偏差値より高い学校で受かりそうな学校はほとんどないのだろうという結果です。

 

理科は分野によっては、国、社と差がなくなるときがあるので、算数と、その他の三教科の比も調べてみました。0.5以下が1校、0.5~0.75が4校、0.75~1が5校、1~1.2が2校。理科が合格者平均に上がれば算数が苦手でもなんとかなるかもしれない学校は10校程度ありそうです。

 

国語とその他の三教科の比を調べると、0.4-0.5が1校、0.3-04が4校、0.2-0.3が6校、0.1~0.2が1校でした。国語ができると有利な学校は5校程度はありそうです。

 

つまり、算数は一番差がつきやすい教科で受験校の不合格者の平均程度しかとれないと、他が合格者平均程度では落ちてしまいそうな学校は少数だけどある。それ以外の学校は算数が不合格者平均程度しか取れなくても他の三教科が合格者平均程度とれれば合格できそう。

算数と理科が不合格者平均程度しか取れないと国語と社会は合格者平均よりかなり高くとらないといけないので難しくなりかなり不利、持ち偏差値より上の学校を受けるのはかなり危険になりそう。(前提条件として受験者平均点が合格最低点程度、倍率が2倍程度)