Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

妹の話

いわゆる新4年生になる子供は受験はしないと思っていたのだがすると言い出し、結局、上が通っている塾にお願いすることにした。女子校は国語の問題以外ほとんど関心がなかったのだが、どんな学校があるのか調べないとと思って、読売げんきフェスタに参加した。お目当ての女子大付属の学校と、そこと難易度が近い学校のブースを回ったのだが、いわゆる進学校化している学校(ほとんど上の学校にあがらない)の方がブースが混んでいて、そうでないところはお客さんが少ない状態だった。

 

親としては、教科学習+教養(この内容は本人の指向性に合うところ)+コミニケーション能力をきちんと教えてくれるところが良いと思うで、あまりがつがつ世の中に出てからすぐに役立ちそうなことを教えることや進学対策の教科学習に重きを置かなくても良い(アピールだけかもしれないが)と思う。良い大学に入るために教科学習を一生懸命にやることだけで、これからの世の中やっていける力がつくのかと疑問に思った(もちろん短い間に聞いた話で実はいろんな仕組みがあるのかもしれない)。

 

いわゆる伝統校では外に出て受験する場合は、そのためのプログラムを用意しているわけではなく応援する、温かく見守るので積極的に塾、予備校を使ってほしいと言われ、その潔さに感心した。

 

(追記)親は4年からどっぷり塾に通わせるのはとても抵抗がある。兄の場合は小学3年からZ会中学入試講座を始めて4年からの塾(前の塾である)に通わせたが、とったのは苦手の教科だけにした。少し話がずれるが、Z会を3年から始めて親的に良かった思うのは苦手な教科、分野の把握、どれだけ親が関われるかを早めに見極められることだと思う。子供には勉強の方法はたくさんあること、逆説的に言えばその道のプロに教えてもらうのがよく分かるようになるという意味で効率が良いこと(かかる金銭や時間の使い方という意味では必ずしもベストではない)が、工夫がすれば自分で勉強することができることを教えられたことは良かったと思う(実際社会に出ればその道の先達に習うこともあれば自分で勉強することもある)。

妹の場合は成績に教科差がなく学校の成績も一直線に真ん中に〇がついていた。学校でいわれたところは自分できちんと勉強するがそれ以外の勉強はやらせようと思ってもほとんどやる気がなくなる子なので親の関りは聞かれたところと学校の試験の見直しだけである。

それなので、兄よりも塾に乗りやすいと思ったこと(上に書いたように親が教えるのはまず無理である)、また、通っている塾が理社はZoomでもよいというので通うのが4年の間は週1回でよいので塾にお願いすることにした。難関校に受からせないといけないとは思っていないので塾についていけるようにフォローする程度(宿題で聞かれたところの解説と定着度のチェック、助言)だと思う。