Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

最近職場で周りを見て

 職場で若い人の学歴と周囲からの評価を見ると、高校のレベルがA(が一番が高い)、B、Cで、大学のレベルがA、B、Cとすると、特に男性の場合は、B⇒AのパターンがA⇒Aより、現場で高評価を受ける率が高いように思えます。A⇒Aというパターンは良い人はすごくよいけど少数?というひとがいる。A⇒BとかCのパターンの人では?と思える人の割合がB⇒BやC⇒Bより多い。(ただ、難関大学にすすむ率が上位の高校ほど高いので、中学、高校でBやCに入ればよいということではない)

 

 高校(中学)入学のレベルは高かったけど大学入試までに伸びなかった人は、高校や中学で伸びたひとと同じ大学に入ったとしても、卒業して社会に出ると評価は前者が低くなる人が多いように思います。つまり中高の期間にうまく伸びると社会にでてもうまく行く人が多く、そうでないと社会に出てもうまく行かないひとが多い印象があります。

 

 公立高校のトップ校の卒業生と難関の中高一貫の卒業生で同じ難関大学卒業だとすると、評価が高いのが多いのは前者(中高一貫校に入れたがっている親としては残念だけど)。処理能力は後者が高くてもそれを上回るコミニケーション能力があったり粘り強さがあったりで周囲から評価され好かれる。(東大や京大の推薦入試をみると意外と公立高校が健闘しているのはこういったところをみられているからではないだろうか? それとも内申という制度をとおして、単なる学科の能力だけでない、人に好かれる、コミニケーション能力まで磨かれ評価されているのかもしれない。)

 

 中学入試で難関校に受からなくて、大学入試までにうまく伸びる子供は社会に出ても成功する可能性が高いように思います。本人の素質もあるのでしょうが、親ができることはそういった環境を用意してあげることなのでしょう。また中学に入れてそれで終わりではなくて、そこからが大切なように思います。