Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

中学受験新演習と、予習シリーズ(4年下 国社理)

思うところがあって国語、社会、理科の予習シリーズ(4年下)を買ってみました。

まず社会理科の見やすさは予習シリーズです。行間が広く、字が大きいです。2色刷りで紙がいいのでしょうか。図と写真がしっかり写っています。テスト前にもう一度見直したいと思って読むなら予習シリーズです。

 

ただし、塾に行かずに自宅学習で使うと思った場合はどちらが良いと思うかは判断は別れると思います。何故なら、新演習の方が情報量が多いからです。説明として+αが少し必要ではないかと思えるほど、予習シリーズはあっさりしています。新演習はどちらかというといらない情報を落として(赤線をひきながら)読むと良いように思えます。予習シリーズは問題集は別に買うのでしょうか、問題は少ないです。この点でも家庭学習では使いづらいように思います。社会好きの子供は新演習の「県章」を面白がってみていましたが、当然予習シリーズには書いてありませんし、アタックテストには出るかもしれませんが、多分受験で出すところはあまりないでしょう。少なくても私が買った赤本では見たことがありません。

 

つまり写真撮影でいうところの、新演習は引き算をして、予習シリーズは足し算をして使うべきのように感じました。塾の先生なら予習シリーズの方が使いやすいのかもしれませんが、自宅学習で自分が教えるなら、新演習だと思っています。図表は教科書をみれば、予習シリーズよりきれいな写真がたくさん載っていますし、パソコンを開くのをいとわなければ動画もありますので。

 

国語はZ会と併用するという前提ですが予習シリーズの方が良いと思いました。問題文は少ないし、文書も短いのですが、本人が比較的苦手にしている物語文の例題の解説がよくて、答えの導き方を論理的に説明しており、理解しやすいです。文法の説明もこちらの方が分かりやすいと思いました。もともと国語はZ会が中心で新演習はあまりやっていません(漢字日記はやっています)。本人の様子を見ながら予習シリーズを少し使おうかなと思っています。

 

算数は分かりませんが、4年の下の国社理に関しては新演習と予習シリーズのレベル差はあまりないように思いました。