Shirokumayamaの中学受験備忘録

中学受験(2024)を伴走しながら考えたこと 時々2022年終了のことも書いています

受験1年後の感想

良かった点

① 学校の環境がよい

 授業が面白い。面白い生徒が多い。いろいろトラブルはあるが、一つ一つ解決して行っている。こういったことが社会に出て役に立つのだと思う。先生に感謝しかない。

 

② 受験を経て成長した。

 6年の前半から夏休み失速して、後半から徐々に盛り返して、最後の2か月は親からみても能力も精神力も伸びたと思う。

 

ここはどうかなと思うところ、

 中学に入ってからの様子を見ると、成功体験のせいか、ぎりぎりになってがんばればなんとかなると思ってるのか、嫌いな教科も、日々こつこつ、自主的に頑張るというところはあまりみられない。結果、成績は微妙で、親はやきもきするのは通り過ぎて、若干なげやり(下の子たちをみるので精一杯)。得意科目で周囲から一目置かれているらしく全体として自己肯定感はあまり下がっていないが、公立行ったら不得意科目もあまり悩まなくてよかったと思うレベルだと思う。子供は自分が数学ができない、と早めに見切りをつけかけている。親からすると中学から数Iレベルまでは、センスがなくても腕力で解けると思うので足りないのは日々の努力なのだが。

 

 入学するまでは乗り換えありの1時間弱の通学距離はあまり問題にならないと思いましたが実際通うとこれぐらいがぎりぎりだと思いました。30分以内か1時間かかるなら乗り換えなしが理想です。(職場から学校に行くときにどれぐらいかかるかも一応考えた方が良いです。何かあった時はお迎えが必要になるので)

 

 書き出してみて考えると1番目の子は中学受験して良い環境に身を置けたので中学受験は肯定的に思います。しかし、高校受験でもダメだった悪いとは思いません。本当に子供によるのだと思います。たとえば打たれ弱い子なら、できる子の中で切羽琢磨される環境は合わないでしょう(中高一貫生が入学後自己肯定感が低くなる傾向あるという記事が朝日新聞に載っていました)。

 良い環境がどういう環境なのかは子供によって違うと思います。すぐわかることは数字的なところで私もかなりそれにとらわれましたが、進学すると6年上の先輩方の進学先よりは日々の人間関係の方がずっと差しせまった問題です。